新参JOVIガールのブログ 〜和訳への挑戦〜

BON JOVI の和訳と雑談です。

Undivided/BON JOVI

That was my brother lost in the rubble
That was my sister lost in the crush
That was our mothers,
those were our children
That was our fathers,
that was each one of us

瓦礫の中 失われたのは 俺の兄弟
雑踏の中 失われたのは 俺の姉妹
母親たちだった
子供たちだった
父親たちだった
俺たち一人一人だった



A million prayers to God above
A million tears make an ocean of

天上の神への無数の祈り
海となった無数の涙



One for love
One for truth
One for me, one for you

ひとつは愛への
ひとつは真実への
ひとつは俺への ひとつは君への



I found spirit, they couldn't ruin it
I found courage in the smoke and dust
I found faith in the songs you silenced

俺は見た 誰も壊すことのできない精神を
俺は見た 煙と塵の中に勇気を
俺は見た 声なき歌に信念を



Deep down it's ringing out in each of us
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah

俺たち一人一人の心の奥 それは響く
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah



One for love
One for truth
One for me, one for you

ひとつは愛への
ひとつは真実への
ひとつは俺への ひとつは君への



Where we once were divided
now we stand united
We stand as one, undivided

俺たちが引き離されたこの場所に
今 結びつき立っている
俺たちは一つになり 立っている
離れることなく



How many hands? How many hearts?
How many dreams been torn apart?
Enough, enough,
the time has come to rise back up as

どれだけの手が?どれだけの心が?
どれだけの夢が引き裂かれた?
たくさんだ もうたくさんだ
立ち上がるその時がきた



One for love
One for truth
One for me, one for you

ひとつは愛への
ひとつは真実への
ひとつは俺への ひとつは君への



Where we once were divided
now we stand united
We stand as one, undivided

俺たちが引き離されたこの場所に
今 結びつき立っている
俺たちは一つになり 立っている
離れることなく



Undivided…

離れることなく…



One for love
One for truth
One for me, one for you

ひとつは愛への
ひとつは真実への
ひとつは俺への ひとつは君への



Where we once were divided
now we stand united
We stand as one, undivided

俺たちが引き離されたこの場所に
今 結びつき立っている
俺たちは一つになり 立っている
離れることなく





2001年9月11日。
その夜は、幼馴染みのYちゃんと長電話をしていた。いつものように、たわいのないお喋り。
するとYちゃんが突然「うわっ…今テレビついてる?」と。
「ううん。なんで?」との私の問いに、
「なんか大変なことになってる!ニューヨークらしい…」
とりあえず切ろうと言って、慌ててつけたテレビの映像は、何が起こっているのかすぐには理解し難いものでした。

今でも記憶から消えない光景。
まさにパニック映画のワンシーンみたいで、現実で起きていることとはどうしても思えない。あそこに沢山の人々がいるなんて、想像できない。したくもない。。



jon があの日の事や、この曲についてのインタビューに答えている記事がありました。
長いけど、そのまま載せることにします。


”We were both at my house that morning during the writing process, and earlier
that morning, I happened to be up, and
Richie was yet to be up, and I woke him
up thinking to myself...this is something
very important.”

「曲を書いてる時期で、あの朝は二人とも俺の家に居たんだ。たまたま、いつもより早く目が覚めた。リッチーはまだ寝てたけど、俺は彼を起こした。何だかそうしなきゃいけない気がして。」


”There's something going on right now.
And then you know, as the first tower
was hit, and then the second one was
about to be hit and then was hit, I woke
him up and was put in a position really,
where none of us knew if this was
Armageddon.”

「今、何かが起こってる。そしたら最初のビルが(飛行機に)衝突されて、2つめのビルにも衝突しそうになってる。そしてぶつかった。リッチーを起こして、俺は実際のところ、これはアルマゲドンなのか何なのか誰にも分からない状況の中にいたんだ。」


この後は何をすべきか考えを巡らせ、学校に居る子どもたちを連れ戻しに行こうかと思ったこと、その時 jon の家に来ていた大事な友人が、彼の奥さんと電話が繋がらず心配だったこと、今起きている状況を思うと悲しみや怒り、神をもさえ疑ったり、ありとあらゆる感情を覚えたことなど語っている。そして、


”The first songs we sat down to write
with regard to 9/11 were very, very sad.
Songs that weren't even ever demoed,
that'll probably never even get out of the notebook. But were depressing.”

「9.11に関して書くことを始めた最初の頃の曲はどれも、とてもとても悲しいものだった。デモさえ録ってないし、たぶん世に出ることはない。とても気が滅入るものなんだ。」


”Then as we wrote a bunch and we kept going, we started to think about this is
gonna be a year from now before we're
gonna publicly speak about the subject.
Is that gonna be the emotions that we're feeling in a year from now? When we
realized, NO.”

「その後も書き続けているうち、俺たちはこう考えるようになった。この主題について俺たちが伝えるのは今から一年後だ。俺たちが今抱えてるこの感情は今から一年後のものだろうか。それはNOだということに気づいた。」


”In a year from now, people are gonna be dusting themselves off. We're gonna be moving on. Grab yourselves by the bootstraps and gonna have to get on with life. As the record progressed, and songs
started to weed themselves out, it made more and more sense.”

「これからの一年、人々は埃を払いのけ進み続ける。自力で自らを奮い立たせ、人生なんとかやっていかないといけない。レコード作りが進むと、曲も余分なものがそぎ落とされ始め、より その意味を成すものになっていったんだ。」

(「cosmopolis」インタビューより抜粋)

http://www.cosmopolis.ch/english/cosmo29/bon_jovi_interview.htm





とても悲しく怒りに満ちてる曲だと思ったのだけど、本当はもっと悲しい曲ができていたのですね。。

jon が住んでたニュージャージー州からもウォール・ストリートへ通勤する人は沢山いるのだそう。jon のお子さんたちのクラスにも、家族が帰ってこなかったお子さんたちが沢山いたそうです。。



載せさせてもらった映像は、2002年9月のタイムズスクエアでのライブ。
一年後、彼らはちゃんと伝えてますね。
リッチーの腰に巻かれた星条旗が印象的だ。






One for love
One for truth
One for me, one for you

ひとつは愛への
ひとつは真実への
ひとつは俺への ひとつは君への




海外の とあるサイトに、この部分を9.11のテロに使われた4つの飛行機だと言う意見を見つけた。
なるほどね…

私は、この”One”は無数の祈りと涙のうちの「ひとつ」だと思いました。

また或いは「一丸となった俺たち」であったり「俺たち一人一人」でもあるのかもしれないですね。。


皆様はいかに思われますでしょうか…








I found spirit, they couldn't ruin it
I found courage in the smoke and dust
I found faith in the songs you silenced

俺は見た 誰も壊すことのできない精神を
俺は見た 煙と塵の中に勇気を
俺は見た 声なき歌に信念を




ここではテレビの映像で見た、頭のてっぺんからつま先まで、灰にまみれ真っ黒になった消防士たちが思い出されます。消防士の方々も沢山殉職されてますね。。






Enough, enough,
the time has come to rise back up as

たくさんだ もうたくさんだ
立ち上がるその時がきた


rise back up

「立ち上がる」としましたが「起き上がる」が本当の意味。倒れた状態や、四つん這いの状態から背中を持ち上げ起き上がる。

きっと絶望でひれ伏している状態から起き上がるイメージなんだと思います。

日本語では「立ち上がる」のほうがその雰囲気にあってるのかなと思いました。






あれから世界は、人類は何を学んだのだろう。
ひとつあるとすれば、「憎しみは終わらない」ということだと思う。
16年が経った今も、世界中で悲劇が繰り返されている。



”Undivided”の歌詞について、jon はこんなふうにも言ってます。


”And so the chorus for "Undivided"
perhaps can be considered universal, and not just U.S. and not just patriotic, but
thematically having to do with we as one planet.”

「”Undivided”はアメリカだけじゃなく、世界のこととしても考え得るんじゃないかな。愛国心ということだけじゃなく、1つの惑星の俺たちが共にすべき主題として」




Undivided…

世界中がひとつとなる日がくるといいな。

いつも勇気づけてくれる jon の言葉たち。
でもこの言葉だけは、どこか虚しく感じてしまう自分が悲しい。









読んで下さりありがとうございますm(_ _)m